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介護士に多い悩みと退職理由

「大変そう」「キツそう」などのイメージがある介護士の仕事ですが、職場によってはスタッフ思いで働きやすいところもたくさんあります。大切なのは、自分にとって理想的な職場とはどういうところなのかを知ることです。まずは介護士に多い退職理由を把握することから始め、どういう環境の職場を避けるべきなのか判断基準を決めてみましょう。

介護士の退職理由として一番多いのが、人間関係上のトラブルです。介護士に限ったことではなくどの職種にも言えますが、介護のお仕事は特にチームワークが大切です。連携を取りながら利用者に良いケアを提供する必要があるため、コミュニケーションに限界があれば仕事に悪影響が出てしまいます。

また、介護士はスタッフの年齢層の幅が広いという特徴があります。10代から60代までさまざまな価値観・キャリアを持つ人が集まっているため、意見がぶつかることも少なくないようです。特に同僚よりも上司との折り合いが悪く退職する人が多い傾向にあります。

次に多いのが、給与の低さです。業務内容と給与が見合っていないと感じる人が多いようです。ケアマネジャーや介護福祉士、介護職員初任者研修などの資格を取得している場合は資格手当がつきますが、無資格の介護スタッフの場合は低めに設定されていることがほとんどでしょう。にも関わらず、食事や入浴、排泄時の介助のほか、移乗やレクリエーションの実施、イベントの計画などやることはたくさんあるため、見合っていないと感じやすいようです。

そのほか、希望休が取れない、有給休暇を取りづらい、病欠での当日欠勤が許されないといった休日面での悩みも、退職理由として多く挙げられます。

介護士の悩みは夜勤業務の負担が大きい事

介護士として働いている人の中には、夜勤業務の負担が大きくて悩んでいる人もいます。介護職の現状として、24時間生活の補佐をしていく介護施設の場合は、正社員を中心に昼間の勤務と夜勤業務をローテーションで行う事が多いです。そのような環境で、長く働いていると日頃の疲れが取れないという事があります。そこで、この悩みを解決していくためには、職場選びが重要であり、なるべく夜勤業務が少ない職場で働く事が必要ですよね。また、介護施設の中には朝から夕方まで介護するなど、時間を限定して業務を行っている施設もあり、こういった場合は正社員でも夜勤業務がなく、負担が少なくて済みます。さらに、訪問介護事業所では、午前中や午後のみといった働き方もできるので、夜勤を避けるだけでなく、ワークライフバランスも十分に保つことができるでしょう。

その他にも、正社員ではなく派遣社員やアルバイトなどで時間を限定して働く方法もあります。朝から夕方までの非正規社員の求人に応募することによって、夜勤業務そのものがないシフトを組むことが可能です。夜勤業務が多くて疲れが取れにくいという現状を変えていくためには、このように、働き方を考えていく必要があるでしょう。介護の求人数は多いので、夜勤業務をしなくても良い求人や非正規社員の求人も多く、夜勤業務を避ける事は十分可能です。介護の仕事は続けたいけど夜勤業務があるから、と諦める必要はありません。

もし、昼間の勤務と夜勤業務をこなして、体調が良くない状態が続いているのに介護士として働いていると、ストレスが溜まったり介護士の仕事が嫌になったりなど精神的に不安定になります。無理せずに夜勤業務がない所で働くようにしましょう。

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